TUV はドイツに拠点をもつ認証機関で、主に技術や安全・証明の認証を行っています。
現在、TUVの名を冠するグループ会社は7つの拠点があり、それぞれで多岐にわたる検査や認証を行う中、自動車のアフターマーケット関連の検査を手がける企業としてTUVラインランドがあります。
TUVは2017年、マツダの「クラシックカーガレージ認証」で大きく知られるようになると、板金・塗装を中心としたクルマのメンテナンス分野において一気に知名度がアップしました。
日本にはこれまで板金塗装工場の認証制度がありませんでしたが、見た目だけでなく安全性を確保した修理が求められる現代では、修理工場の良し悪しで選ぶための基準として「TUV認証」が用いられるようになったのです。
TUVの認証は、最新かつ高品質の修理ができる技術をもつという証になります。
もちろん板金・塗装の分野に限らず、TUVの認証制度はクルマやそのサービスの質を証明するものとして、現代では幅広く採用されています。
また、TUV認証の信頼が高いことは、認証制度が有期限であることも影響しています。
認証は2年ごとに更新しますが、更新時に認証要件をクリアできなければ認証が無効になります。
しかもその要件や監査項目は常にアップデートされているため、認証を受けている工場でも常に最高・最新のサービス提供のための努力を続けなければいけません。
つまりTUV認証を受けているという事実は、工場が提供する質の高いサービスをキープしていることを意味しており、認証を受ける工場なら安心して修理を依頼することができるのです。